日本とは違う世界のビジネスマナー(カナダ、アイルランド、南アフリカ)

世界のビジネスマナー

How’s it going, everyone? 翻訳担当のナミです!前回はアメリカ、イギリス、オーストラリアの一般的なビジネスマナーをご紹介しましたが、英語圏の国は他にも多く存在します。その中でも今回は、カナダ、アイルランド、南アフリカのビジネスマナーをいくつか見ていきましょう。

目次

カナダのビジネスマナー

挨拶する際は、必ず相手の目を見て力強く握手をしましょう。
名刺交換は一般的に行われており、ケベックなどのフランス語に行く際は、英語とフランス語と両方で記載された名刺を用意するといいでしょう。
特にミーティングにおいて時間は厳守されるべきですが、アメリカのビジネスシーンよりは厳しくないとされています。
社交イベントなどに際しては15分程度までなら遅れても問題ありませんが、30分以上遅れることは避けましょう。
アメリカなどと同様に、相手が話しているときやこちらが話す際もしっかりとアイコンタクトを取りましょう。
カナダは比較的に保守的なので、ビジネスカルチャーはアメリカやオーストラリアに似ていますが、マナーはとても尊重されているので、大げさなジェスチャーや大声で話すことは好まれません。

アイルランドのビジネスマナー

カナダ同様に、挨拶する際は相手の目をしっかり見て力強い握手をしましょう。
他の西洋諸国の中でも堅苦しくなく、砕けており、ユーモアを大事にする国民性を持っており、それはビジネスの場においても反映されています。例えば、ミーティングをパブなどで行うことも!
名刺を交換する習慣があまりなく、名刺自体を持っていない人も多いため、こちらの名刺を渡したのに相手が名刺を差し出さなかったとしても気を悪くしないようにしましょう。
時間に対してもそこまで厳しくないため、決まった時間通りに来ない場合もあります。
ミーティングも世間話から始まることが多いので、すぐに本題に入らなくとも焦らず会話を楽しみましょう。
親切で気さくなアイルランド人ですが、ビジネスの場になると明敏で粘り強い部分もあると言われていますので、取引などには根気がいるかもしれません。

南アフリカのビジネスマナー

南アフリカは様々な文化や言語が存在し英語は公用語の1つですが、多くの南アフリカ人は第1、または第2言語として英語を話します。
挨拶はカナダとアイルランド同様に、力強い握手とアイコンタクトがマナーですが、女性は握手の代わりにうなずくだけの場合もありますので、相手が手を差し出すのを待ちましょう。
名刺の交換はあまり一般的ではなく、交換する場合はミーティングなどが終わってからすることが多いとされています。
白人系の南アフリカ人であれば、アメリカやイギリスなどと同様に時間厳守がビジネスの場では好まれますが、黒人系の南アフリカ人の場合、文化にもよりますが時間に対してそこまで厳しくありません。
ミーティング自体はそこまで堅苦しい場ではありませんが、単刀直入に会話を進めるため、回りくどい表現は避けましょう。
加えて、取引相手に対しては心ばかりの贈り物を渡すことが好まれます。

まとめ

今回は前回に引き続き英語圏のビジネスマナーをご紹介しました。一般的な特徴をまとめたものなので、地域や個人によって異なる場合もありますが、ある程度把握しておけば実際に現地の方達とやりとりを行った際にカルチャーショックを受けることも少なるのではないかなと思っています。次回はアジアの英語圏のビジネスマナーをご紹介したいと思います!

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